焼メヒカリと、宗田節のお浸しと
冷房のきいた部屋で、ほんの少しだけ火を使って今夜の「歳時記ごはん」を整えました。
🐟 メヒカリは、ふっくら焼き上げて。
皮が香ばしく、身はほろっと柔らかく、骨まで美味しい小さな魚。
骨ごと食べられるので、カルシウムもばっちり。
🌿 副菜は、つるむらさきと宗田節のお浸し。
ほんのりぬめりのあるつるむらさきに、高知・土佐清水の宗田鰹のかつお節をたっぷり。鰹のコクと香りがしっかり広がる一品に。
そして、今宵の相棒は「酔鯨(すいげい)」。
高知の純米大吟醸で、旨みが深く、キレもよく、魚と寄り添ってくれる一本。
おちょこを傾けるたびに、お江戸にいながらも土佐の潮風を感じるような気分に──🍶

🐾小さな歳時記
メヒカリは、実は深海魚。
目が青白く光ることから「目光」と呼ばれています。土佐の日曜市で売られている塩干メヒカリが実は絶品。脂が乗っていて焼くとじゅわぁ〜と音がします。
宗田節(そうだぶし)は、カツオよりも力強く深い味わい。こちらも土佐の日曜市の土佐清水市の店舗で手に入れました。試食させてもらって虜に。ちょっと上等だけどその場で買っちゃいました。(笑)
お浸しや冷奴、卵かけごはんにひとふりするだけで「料亭の味」になってしまうのが土佐マジックかも。
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